はじめに

 喘息の呼吸困難や胸の痛みは、患者さんや介護する身内の方に精神的、
肉体的に大変な苦しみと切なさをあたえるものです。私自身も小児喘息で苦
しみ、娘も3歳のときから喘息を発祥しました。
 娘はアレルギー体質のためにテオドールや、副腎皮質ホルモンで体じゅう
に湿疹が出来てかゆがりました。しかし娘は夜も眠れぬ胸の痛みと、苦しさ
より湿疹のかゆさのほうが眠れると薬を欲しがります。
 私はそんな娘の状態を少しでも楽にして上げられる方法を一生懸命探しま
したが、なかなか納得いく方法はありません。そんな時にこの呼吸法に出会
い、実践してきました。
 効果は驚くほど早く現れ、このような呼吸法があることに驚かされました。
それがここで提案しているロシアの生理学者のビューテイコ氏が考案した
呼吸法です。
 さらに、BJSでは体の歪みや姿勢の悪さは、呼吸器に影響を与えることに
も着目し、カイロ、オステオパシー、操体法などにより姿勢を整えます。
また、ご自身や家族にも簡単に出来、軽いリラックス体操を呼吸法に加えるこ
とで、喘息、気管支炎などをお持ちの方がご自身で症状をコントロールしやす
くいたしました。この呼吸法でご自身の発作のサイクルを観察し、ご自分に合
った呼吸のサイクルを作って下さることを願っています。

 呼吸は当たり前にしている動作ですが、呼吸方法によっては花粉症やアトピ
ー、喘息、アレルギー、肺気腫、睡眠時無呼吸症候群・・・様々な症状を軽減
出来たり悪化させたりする要素を持っています。私たちは、ここでいつも何気
なくしている呼吸に注目した結果、その生理的な影響について理解することが
必要であることが判ってきました。まずはそこからがスタートだと思います。
 BJSが、日本で初めてビューテイコ呼吸法を正式に紹介することに喜びを
感じております。それともに、いままで日本であまり語られてこなかった呼吸
と喘息やアレルギーの関係について情報を発信して、喘息、気管支炎、アレ
ルギーを患っていらっしゃる全ての方、そのご家族のお役にたてて頂ければ
幸いと思っています。

ーム

BJSについて

代表 長塚揚子

代表ご挨拶